
Vol.39 大阪府
外からではわからないカラダの中のことを「視覚化」できるのは素晴らしいことだなって・・・
辻 生弓さん
国家公務員共済連合組合 大手前病院 放射線技術部 勤務「関西大倉高校出身」
取材日 2014/3/27


診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?
もともと医療系の仕事に就きたいと思っていたのですが、高校生のときに塾の先生から診療放射線技師という仕事を薦めてもらいました。自分で調べてみると体の中のことを調べる仕事だということがだんだんわかってきて、それからTVの医療系ドキュメンタリー番組なども気にするようになっていました。外からではわからないカラダの中のことを「視覚化」できるということは素晴らしいことだと強く思い、進学を決めました。
学生時代の学びについて
大学時代に先生が身振り手振りを使って「こういう検査ではこうやって撮影するんだよ」って、一生懸命全身を使って教えてくれました。おかげで復習をするときにも自分の中で知識としてうまく消化することができました。私は勉強でわからないことがあれば、すぐ先生の部屋に質問に行ったりしていました。毎日授業を聞いて1,2,3年の定期テストで頑張ったので、国家試験のための勉強が辛かったということはありません。私の場合、勉強は積み重ねないとダメなんで。その延長線上に国家試験があったという感じですね。
仕事の内容
診療放射線技師は判断力、即決力の必要な仕事です。撮影したいポジションを決めるときも常に患者さんとの距離を意識して「あと何mmこっちだったかな?」と思うことがあっても、「ここ」と決めたら迷わずに「これだ!」という感じで突き進む勇気も必要です。その判断をするために日々先輩の指導を受けたり、本を読んだり、わからないことがあるときには、大学のときに使っていた教科書やノートを仕事場に持ち込んだりもしています。
学生時代について
学生時代は授業の負担にならない範囲でホテルと旅館でサービススタッフのアルバイトをしていました。接客の仕事を通してマナーや言葉遣いも身につきました。学内ではフットサルのマネージャーもしていました。休みの日は、学校近くの神社へ散歩にいったり。勉強の合間の寺院巡りは楽しかったです。これから入学される皆さんにも大学のある園部で学生生活を満喫してほしいです。
仕事のやりがい
診療放射線技師になって色々なことを考えるようになりました。病気の患者さんと接する時間が増えたことで、自分の生き方を見直す時間も増えてきました。自分だけでなく、みんながよりよく生活していくために少しでも早く病気を発見することが私の仕事です。チーム医療の中で自分の役割を十分に理解し、責任感も少しずつ身についてきました。不安感を持って来院される患者さんに安心して検査を受けて頂けるように言葉遣いと表情にはいつも気をつけています。