Vol.78 京都府
実習を通じて希望する就職先のイメージが明確に
小森 将樹さん(2016年卒)
市立福知山市民病院 勤務「兵庫県立柏原高等学校 出身」
取材日 2021/12/18
苦手だった小論文を基礎から学び克服
就職活動では先生方に小論文や面接対策など、いろいろサポートしていただきました。私は文章を書くのが苦手だったのですが、基礎から指導してくださったおかげで、自分の考えを相手に伝える文章を書けるようになりました。就職先についても自分が重視するポイントに合ったところを紹介してくださいました。就職活動で行き詰まり相談に行くと、いつも快く話を聞いて助言をくださり、本当に感謝しています。また、臨床実習で規模や特徴が異なる病院を経験したことで、自分がどんなところで働きたいかというイメージをはっきりと持つことできたのも、京都医療科学大学だったからだと思います。
就職のサポート体制は、私が在学していた頃よりも更に充実していると聞きます。勤務先の病院にも京都医療科学大学出身の後輩がいるのですが、仕事に対する意欲が高く、私も刺激をもらっています。
勤務先では三次救急に対応した迅速・適切に検査も行
勤務している市立福知山市民病院では、主に一般撮影、CT検査、MRI検査、血管撮影などを行っています。普段の検査は事前に検査内容が決まっていますが、当院は三次救急医療機関なので、救急搬送された患者さんに対して迅速・適切に検査を行う必要があります。そのために普段から「医師が求めることは何か」を考え、対応できるように努めています。
私たちの仕事は、新しい装置や技術が開発されるため、日々の学習が欠かせません。そういう意味では国家試験に合格して、働きだしてからが本当のスタートといえるでしょう。これから京都医療科学大学で学ぶ方には、4年間でしっかり基礎を学んでほしいと思います。私も学友会のメンバーとして、就職説明会などで在学生をサポートしていますので、入学したら気軽に相談してください。
先生の熱意に引っ張られて学習意欲がアップ
京都医療科学大学のすばらしい点はいくつもありますが、そのなかでも熱意あふれる先生が多くいらっしゃることを強調したいですね。学生を上回るくらいの熱量なので、自然と「こんなに学生のことを考えてくださっているのだから、がんばらないと」という気持ちになってくるんです。そういう環境で学べたのはありがたかったと実感しています。