Vol.68 京都府
女性診療放射線技師として患者さんと向き合う
山本 安澄さん
京都市立病院 放射線技術科 勤務「智辯学園和歌山高等学校 出身」
取材日 2018/3/22
就職先を決めたきっかけについて
幼少期から医療従事者になりたいと思っていました。診療放射線技師の業務の中で唯一、患者さんに治療行為ができるのが放射線治療だと知り、「病気を治せるのはすごいな」と感銘を受け、大学の実習先だったこの病院に就職しました。
日々、心がけていること
私は毎日20~30人の患者さんの治療をしています。放射線治療は毎日照射を行い、最後まで治療行為を続けてようやく治癒します。患者さんが途中で挫折しないように、治療へ来るのが苦にならないように笑顔で積極的にコミュニケションを取ることを心がけています。患者さんが元気になっていく様子を実感することや、「痛みが楽になったよ」と言って頂けることが嬉しいです。
これからの目標
最近ではマンモグラフィ等の女性特有のデリケートな検査を安心して受けていただくために、女性の技師が応対するケースも増え、女性技師として患者さんへのケアをさらに充実させるためにマンモグラフィ認定技師の資格も取得しました。今後はマンモグラフィの技術向上と、放射線治療の専門技師の資格取得を目指し、スキルアップを続けていきたいです。